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トレジャリーワインエステーツとは
トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)は世界最大のワイン会社の一つであり、オーストラリア株式市場に上場しております。我々のミッションは世界で最も賞賛を受けるワイン会社の一つになることです。
引用元:トレジャりー・ワイン・エステーツ ホームページ
『トレジャリーワインエステーツ』とはオーストラリアに拠点を置く、ワインぶどうの生産から販売を行っている世界でも最大のワイン会社です。
垂直統合型の事業体制となっており、下記主要な3事業にフォーカスしています。
- ブドウ栽培と選果
- ワインメーキング
- ブランディング主導のマーケティング
伝統を守りつつ新しい技術も取り入れ、現代的なワインづくりを行っています。
著名ブランドはワイン関係者でなくとも知っている方は多いです。
ワイン好きの方ならご存知かと・・・
- ベンフォールズ (Penfolds)豪州
- ベリンジャー(BERINGER)米
- ウルフブラス(WOLFBLASS)米
ペンフォールズの最高峰『グランジ(GRANGE)』は数十万円の高額で取引されています。
グランジは飲んだことのある人少ないんじゃないかな
豪と中国の貿易対立
2018年 豪州が中国ファーウェイ社の5Gネットワークを排除すると決め貿易関係が悪化。
2020年4月 モリソン首相が新型コロナウイルスのパンデミックの発生源の独立した調査を中国に求め関係はさらに悪化。
中国はオーストラリア産大麦の輸入に80%の関税をかけ、牛肉の輸入にも制限をかける。
関税が大きな障壁ですね
豪州ワインに反ダンピング(不当廉売)措置を打ち出したことが背景となり、ワイン業界もこの影響を受けざるを得ず、
トレジャリーワインエステーツは大規模な事業再編計画を発表。2021年2月17日【ロイター通信】
新たな事業再編とは
中国は【トレジャリーワインエステーツ社】にとって利益の3分の1が出ていたお得意様、しかし中国側は同社に175.6%の関税を課したため事業を再編する必要が不可欠となりました。
トレジャリーワインエステーツの新たな事業再編とは
【3部門に事業を分割】
事業の再編
- 優先度の低いブランドの売却
- 営業資産の売却
- 一部リース契約解除
- ワイン製造のコスト削減
- ぶどう園・ワイン醸造・パッケージング業務のコスト削減
などを検討している。
まとめ
トレジャリーワインエステーツは私個人的には好きな銘柄が多く、信頼のおけるワインなので、なんとかこの危機的状況を打開して欲しいと願っております。
ペンフォールド社には『グランジ』的な高額ワインだけではなく、高品質かつ低価格で『コスパ』の良い銘柄もあるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
それではこの辺で!
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