この記事を読むとソムリエの華やかなところから、ブラックなところまで解っていただけると思います。
後半で年収も公開します。
是非最後までお読み頂ければ嬉しいです。
この記事でいうソムリエは【日本ソムリエ協会】認定の『ソムリエ』です。
今日もがんばるかめ〜
みなさんこんにちは!
かめくすです。
ホテルレストランや町場のフレンチやイタリアン、ビストロやバール、はたまた居酒屋やカフェで働いている皆さん。
飲食を極めようとすると沢山の資格があって迷っちゃいますよね。
カッコよさや将来の給与面で考えてみても色々ありますよね。
その資格の中でも、ひときわ花形なのが【ソムリエ】ではないでしょうか?
私(かめくす)は約20年前にソムリエの資格を取得し、その4年後にシニアソムリエを取得しました。
数々のレストランで多くの経験をしてきましたが、華やかなところだけではなく、辛い経験も結構ありました。
ネットでは華やかな部分しか取りあげられていないので、今回はデメリットの部分も交えてお話ししていき、みなさんの参考になればと思います。
それではソムリエという仕事のメリット・デメリットを解説していきましょう。
ソムリエ資格の勉強には400時間ぐらいかかったかめ〜
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ソムリエ取得後のメリット&デメリット
かっこいい
- 黒のタブリエをまとって、ダイニングを優雅にサービスする姿はやっぱりかっこいい・・・
- ワインをワインセラーにしまっている姿も絵になる
知識が半端なく増えた
- めちゃくちゃ勉強したのでワインはもちろん、その他の酒やチーズ、ミネラルウォーターに至るまで飲料の知識が半端なく増えた
- お風呂やトイレでも呪文のようにワイン畑や各付けを暗記して、夢にまで出てくるほど大変だったが、各付けや畑名をスラスラ言えるようになった時は達成感が半端なかった
- フランスに行った際、メニューやワインリストをみても全く焦らなかった
- レストランでのサービスの勉強にもなった
- 必ずテイスティングしてから提供していたので、舌に磨きがかかった
周りから一目おかれるようになった
- 同僚・家族・友人・ゲスト(=お客様)など周りから一目おかれるようになった
- 『ソムリエさんが普通のお水をついでくれるだけで美味しく感じる〜』ってよく言われた
- ソムリエの聞こえが世間的に良い
給料が上がった
- ソムリエ資格とってから転職したら33%給料をあげることができた
住宅ローンを組めた
- 30歳で戸建ての一軒家を購入できた
よく買えたもんだかめ〜
交流が増えた
- ソムリエ協会の集まりでワインティスティング会などに多数参加でき知り合いが増えた
- ワイン業界では有名な方の講習も特別に受けることができた
- 海外の作り手やワイン業者などと深く関わりを持つことができた
人前で話す機会が増え、良い経験となった
- ワインセミナーで講師を務めることが多くなり、大勢の前で話すことが増えた
- インターンなどで大学生対象にテーブルマナーやワインセミナーを教えて自分も成長できた
- 結婚式でソムリエのスピーチをかなりの頻度で行なって度胸がついた
あの時は緊張してたかめ〜
転職に役立った
- ソムリエは非常に重宝され自分の武器の1つとして転職の際には役立ち、年収も交渉できる
- ホテルマンやウェイターと違いワンランク上の転職が狙える
ソムリエ取得後のデメリット
年収をあげるにも限界がある【所詮サラリーマン】
- ソムリエのコンクールで優秀な賞をとるところまで行けば、知名度も上がり講師として起業まで持っていけるかもしれないが、大多数は会社依存の為、飲食の平均よりちょっと高いぐらいでおさまる場合が多い。
あとはハシゴのように転職して徐々に上げていくしかない。
スペシャリストがゆえに・・・
- 飲料だけに固執すると大枠の経営のことが全く身につかない
- プライドだけ高くて頭でっかちになるのでその上を目指さなきゃダメ
いい事ばっかりじゃないかめ〜
週末や繁忙期に休みが取れない
- これはソムリエに関わらず飲食 の宿命ですね
- 年末年始・GW・お盆・シルバーウィーク・週末も休めません
- 有給休暇は退職するときに一気にとる感じ
過重労働
- 基本的に飲料に関してはソムリエが発注から納品まで行うので、納品の際の大量のワインやビールの搬入は結構過酷
- 労働時間は改善はされてきていると信じたいが、朝9時半〜終電までの日がほとんどだった。
尚且つ休憩も行けないことが多い・・・
電車で朝も通勤ラッシュで座れなかったかめ〜
ソムリエの年収
結局【ソムリエ】っていくら貰ってるの?
大企業・個人経営など規模で変わってきますが、私の経験から実際に貰ってた額で言うと
年収 420万〜550万 です。
ソムリエをもっと極めたいならワンランク上の『シニアソムリエ』の資格もあるよ!
まとめ
今回はソムリエのメリット・デメリット、そしてソムリエの年収を私の経験からお話ししてきました。
ソムリエになりたくなった方、辛そうだから辞めようかなと思った方、私の経験で少しでも将来役に立ってもらえれば嬉しいです。
一口にソムリエと言っても会社規模や自分の年齢、労働条件などで変わってくるので、もしソムリエを目指すなら、しっかりと見極めて自分にあった条件の職場選びを心がけてくださいね。
ソムリエの仕事に関連した詳しい記事もあるので、良かったら是非読んでみてください。
私はソムリエになって大変なことも多かったですが、嬉しかったことや、楽しかったことも多く、現在は資格をとって良かったと心から思ってます。
ソムリエやワインエキスパートに挑戦してみようと思う方は、受験の【全体像】から【合格するまでの道のり】を詳しく解説した
ソムリエ・ワインエキスパート試験対策 2021年【1次・2次・3次】徹底攻略
ぜひ一度のぞいてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
またお会いしましょう!
ありがとう〜
また会うかめ〜
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