ビジネスには『短期的な戦術・長期的な戦略』が大事ですよね。
そのマーケティングも魔法の言葉でカンタンに動かすことも可能です。
今回はビジネスに最低限必要な『マーケティング心理学』をまとめました。
これだけは抑えておきたい項目を【8つ】に絞ったので、是非確認の意味も含めてご覧いただければと思います。
それではいってみましょう!
これだけ覚えておけばまずは大丈夫!
ソムリエの『かめくす』がお届けします。
【最新】心理学シリーズ
マーケティング心理学【8選】、心を動かす魔法の言葉
マーケティングとは戦略(=売れる仕組みづくり)ですが、それをカンタンにできる魔法の言葉があったらラクですよね。
売上を上げるためには集客することが第一歩ですよね。
『マーケティングと心理学』をセットで使用することにより、その威力は何倍にも何百倍にもなります。
各項目ごとに心理学をざっくり解説しているので、もっと詳しく知りたければ詳細をご覧いただければと思います。
あなたの商品に人が集まりますよ!
①ゴルディロックス効果(Goldilox effect)
人は3段階の選択肢があると真ん中を選びやすい傾向がある
ハンバーガーショップのポテトの【S・M・L】。あなたはどれを一番多く頼んでいますか?
上のように3段階ある場合の比率は、
S3 : M5 : L2
Mが5割なんです。
- S (少なすぎる、物足りない)
- M (ちょうど良い)
- L (多すぎる、そこまではいらない)
真ん中を選んでしまう心理です。
ランチのコースでも言えますね!
商品を売るときには3択にして、売りたい商品を真ん中にすればOKです。
他の言い方で松竹梅の法則とも言われています。
②アンカリング効果(Uncalling effect)
最初に提示された数字が基準となって、その後の判断が無意識に左右されてしまうという心理
(アンカー = イカリ)
30,000円 ⇨ 19,800円
5,000円 ⇨ 2980円
割引する前の金額をあえて入れることにより、最初の金額が基準となり安く感じてしまう。
最初の金額に碇(イカリ)がおろされてしまう
八百屋さんでもよく目にするのではないでしょうか?
あなたの身近にもたくさんあるので探してみてくださいね!
③フレーミング効果(Fleming effect)
フレーム(枠)のとらえ方によって与えるイメージが変わること
手術の例:
- 手術をしても、あなたの亀は30%の確率で死んでしまいます。
- 手術をすれば、あなたの亀は70%の確率で生きることができます。
言い方次第ですね
生存確率は同じですが、後者のほうが助かる可能性がありそうですよね。
こういった言い回しがフレーミング効果です。
④カリギュラ効果(Caligula effect)
禁止されるほどやってみたくなる心理現象のこと
例:
- 寝る前に食べちゃダメ! ⇨ 寝る前に食べたくなる
- 誰にも言わないでね! ⇨ 人に話したくて仕方がなくなる
- 閲覧禁止 ⇨ 見ちゃう
『笑っちゃだめ』って言われると、ささいなことで笑っちゃう
このように『だめ!』って言われると人はやりたくなっちゃうんです。
これがカリギュラ効果です。
⑤返報性の原理(Replying principle)
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければ気がすまないという心理
例:
スーパーの試食コーナー ⇨ 食べたし悪いから一つ買うか・・・
SNSのプレゼント企画 ⇨ 無料でもらったからフォローしよう
提供側としては後々自分の身に帰ってくるから、あえて無償で行動するのです。
無料で何かをしてもらうと、『良くしてくれたから買うか、断る理由もないし・・・』という具合に購入してもらえます。
いつも先輩におごってもらってるから今日は出します!
これが『返報性の原理』です。
⑥パレートの法則(Pareto’s law)
イタリアの経済学者が発表した法則(経験則)
経済において、全体の数値の大部分は全体を構成する2割の要素が生み出している
パレートの法則は『にはちの法則』ともいう。
例:
- 2割のよく働くアリが全体の8割の食料を集めてくる
- 組織でも上記が当てはまる
- 売上の8割は上位2割の人気商品で生みだしている
2割が重要だけどそれだけではダメ
例えば上位2割を横展開していったり、どこをターゲットに進めていくかなど、割合を見ながら経営を進めていく指標にします。
これがパレートの法則です。
⑦バンドワゴン効果(Bandwagon effect)
同じ財を消費する人が多ければ多いほど、自分がその財を消費することの効用が高まるという効果である。
『バンドワゴン』とは行列の先頭にいる楽隊車
わかりやすく言えば『ラーメン屋』の行列です。
並んでるから絶対おいしいんだよ!
今度いきたい〜
たくさんの人に支持されているのを見ると、
- 信頼感
- 安心感
- 自分も食べたい
こういった気持ちが芽生えます。
これをマーケティングに応用して行なったキャッチコピーが、
- 全米が泣いた!
- 当店人気No.1!
- シェアNo.1
多くが支持していると自分も仲間に入りたいと思ってしまいます。
クラスのみんなが持ってるから買って〜
これがバンドワゴン効果です。
⑧ウインザー効果(Windsor effect)
『第三者が発信した情報は信頼されやすい』という心理的傾向
例えば:
あなたがニキビに悩んでたとします。
セールスマンに聞いてこれがいいよって言われても信じられないですよね。
本当かしら?どうせ売上のために高いの売ろうとしてるんでしょ
店の人が言うと『利益』を考えていると思われてしまい信用されません。
でも自分のお姉さんが『これすごくいいよ!ニキビすぐ治った』って言ったら、お店の人よりも信用できますよね。
利害関係のない第三者がおすすめすると信頼性がアップし購入率が一気に上がります。
ウインザー効果の活用例としては『口コミ』が良いです。
口コミが最大の販促!
ウェブ上で商品を売りこみたいなら販売ページに『口コミ』は絶対にのせるべきです。
実店舗なら商品の横にプリントした『口コミ』を添えておけば売り上げは倍増します。
ウインザー効果をうまく活用しましょう!
マーケティング心理学【8選】まとめ
今回は『マーケティング心理学』を8つに絞って解説してきました。
カンタンに解説したので、詳しく知りたければ詳細をチェックしてみてくださいね!
ネット通販でも実店舗でも使える手法なのでぜひお試しください。
少しでもあなたの役に立てばうれしいです!
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