あなたは気づいていないかも知れませんが、生活している上で多くの戦略にハマっています。
人は無意識で勝手に脳が反応してしまう動物なんです。
人の心理をうまく利用して集客・販売する手法【マーケティング心理学】
素晴らしい心理学ですが、残念ながら詐欺師が多用するのも事実です。
使い方を誤らないように注意しましょう。
マーケティング心理学を理解すれば、
- 集客力・販売力アップ
- 詐欺にかからなくなる
さまざまな効果が期待できるのでしっかり理解して実践していきましょう。
今回はマーケティング心理学の『ハロー効果』について解説していきます。
マーケティング心理学⑩【ハロー効果】人は見た目で判断する(Halo effect)
ハロー効果(ハローこうか、英語: halo effect)とは社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる(認知バイアス)現象のこと。
引用:ウィキペディア
ハロー効果とは神仏やキリストの頭部・背景に描かれる『後光(ごこう)・光背(こうはい)』を意味しています。
ハローは『こんにちは』ではないですよ!
人は第一印象やイメージで判断してしまいます。
その人やモノにある信頼感や印象など内面的なものも含めハロー効果と呼びます。
- 見た目
- 年齢
- 学歴や職歴
- 資格
- 実績
イメージが大事!
見た目
見た一瞬でその特徴に引きずられる現象が『ハロー効果』です。
ハロー効果は身近にそして頻繁に利用されています。
トレーニングジムのCMやポスターを見たことありませんか?
めっちゃイケメン!
筋肉すごい〜
ハロー効果で釘付けですね
テレビCMや電車内のポスターではイケメンモデルや可愛いタレントが起用されていますよね。
電車に乗っている数分間、テレビの数秒間で見込み客に強烈な印象を与える、これがハロー効果です。
年齢
年齢による身近なハロー効果もあります。
この業界を知り尽くしているベテランと入ったばっかりの若者では、能力は同じだったとしてもベテランの方が信頼感ありますよね。
クレーム処理の際も若造よりベテランの方がうまく解決したりします。
これも見た目で信頼できそうと思ってしまう心理『ハロー効果』です。
釣りで知らない魚が釣れた時、となりのおじさんが言う魚の名前を信じてしまう
学歴や職歴
ハロー効果を書面にしたものが履歴書です。
初めて会う人に自分を簡潔にアピールして宣伝する行為ですよね。
履歴書は『ハロー効果』を使った自分の宣伝です。
- 一流大学卒で一流企業勤務
- 高卒で無職
同じ賃金で雇うとしたらどちらにします?
印象だけなので中身は分かりませんが、ハロー効果で『一流大学卒で一流企業勤務』にする可能性は高いですよね。
一流という言葉に惹かれてしまうのが『ハロー効果』
資格
資格や権威があるとハロー効果は絶大です。
- 医師監修
- 厚生労働省推奨
- 野菜ソムリエ監修
こういった言葉があると権威性・信頼性が増しますよね。
どの業界でも資格はこれからも重要になってきます。
ハロー効果を有効的に使うなら権威性・信頼性を全面に押し出していきたいですね。
権威性・信頼性を印象付けた『ハロー効果』は有効
実績
こんな広告見たことありませんか?
『みんなに愛されて30年』
『1億個の販売実績』
『100万回再生』
信頼できそう
こういった実績で信頼感を押し出すのもハロー効果です。
できたばかりの保険会社の生涯保険に入りますか?
一個も売れていない美肌クリームを何万円も出して買いますか?
実績でイメージアップ。これがハロー効果です!
利害関係のない第三者からの口コミは別の心理学『ウインザー効果』と言いますが、
ハロー効果と掛け合わせて『W効果』にするともっと効果が発揮されますね。
まとめ
マーケティング心理学⑩【ハロー効果】について話してきました。
そのものの内容が分からなくても、見た目のインパクトや今までの情報で判断してしまうのです。
この心理をうまく活用すればあなたの商品も飛ぶように売れるはず。
ぜひ使ってみてくださいね!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
【ハロー効果】
ハローの第一印象で決まる!
覚えてね!
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